もち米の浸水時間(蒸し器で蒸す場合)
もち米を一晩水に浸ける!とは
よく聞くフレーズです。
でも一晩て何時間の事だろう…。
私の場合
午前9時に浸ける事もあれば
午後9時に浸ける事もあります。
出来上がりにこの12時間が反映されるかと言えば
おこわを食べた感じでは
ハッキリ言ってわからない。
もち米は冷蔵庫で浸水する事が前提です。
蒸し器で蒸すときの必要な浸水時間
こんなにモチモチして美味しいもち米は
どれくらいのお水を吸水するのだろう。
気になったので計量してみる事にしました。
私が計量したところ1kgのもち米が吸う水の量は380g位でした。
30分の浸水で 370gの水を吸水しました。
1時間の浸水で 380gの水を吸水しました。
1時間30分の浸水で 380gの水を吸水しました。
2時間の浸水で 380gの水を吸水しました。
一晩(15時間)の浸水で 380gの水を吸水しました。
と言う事で、お米が含む水の量は
1時間以上浸けても変わりはありません。
ただ、もち米一粒の浸透性は、わかりません。
どういう事かと言うと
吸水したお水が、もち米の芯までしみているのか
もち米の外側だけにしかお水がいきわたっていないのか
がわかりません。
でも、もち米がお水を吸水しているのだから
浸水時間は最低1時間あれば大丈夫なのではないかなと
推測します。
あとはお水を含んだもち米を
どのように調理すれば良いかで美味しさが
変わっていくのだと思います。
浸水時間と蒸す時間の関係
何度も作っていますが
2時間以上浸水させてもち米は
一晩浸水させたもち米と何ら変わりなく
同じ様にモチモチ美味しいおこわが出来上がります。
打ち水の量も、蒸す時間も、蒸らす時間も全て同じです。
但し、1時間未満の浸水したもち米でおこわを作る時は
同じように作ると、もち米に芯が残っているような食感が残ってしまいます。
決して芯が残っていると言う事ではなく
ふっくらとは炊けていないという。
蒸して作る場合は
1時間浸水してあれば
打ち水の量を増やす
蒸す時間を長くする
打ち水の後に再度蒸し器に乗せるまでの時間を長くする等の対処で
美味しいおこわになります。
逆に24時間以上浸水させたもち米は
どうでしょうか?
美味しくモチモチには蒸し上がるのですが
残念ながらもち米の弾力性が乏しくなってしまいます。
水に浸かりすぎてふやけてしまっている感じが出てしまいます。
どうしても24時間以上浸水させたもち米でおこわを作らなければいけなくなった時には
2時間以上24時間未満浸水させたもち米を半分くらい混ぜて作った方が良いですね。
長い時間、浸水させたからと言って
蒸す時間を短くしても
中々美味しいおこわにならないのですよね。
浸水時間が長くなり過ぎたもち米を美味しいおこわにする!
と言う事も今後の私の課題で楽しんでみますね。